Dockerでコンテナの作成、削除
Dockerを用いて仮想環境を構築する。
Dockerはインストール済みとする。
仮想環境を作るにはまずイメージ(image)が必要だ。このイメージを見て環境が作られる。
$ docker images
ですでにインストールされているイメージが確認できる。
また、Docker Hubからイメージをダウンロードすることもできる。
イメージの準備ができれば次はそれからコンテナを作る。これが新たな仮想環境である。
$ docker ps
で現在起動されているコンテナが見れる。
起動されていないものも確認したい場合は
$ docker ps -a
とすると良い。
新たな環境を作る際はDockerのバージョンによって異なる。
①古い場合
$ docker run --name my-docker --mount type=bind,source=/dir1/dir2/,target=/mnt -it docker-image /bin/bash
②新しい場合
$ docker run --gpus all --name my-docker --mount type=bind,source=/dir1/dir2/,target=/mnt -it docker-image /bin/bash
青い文字の部分を自分で変える必要がある。
--nameは自分のコンテナの名前。好きな名前に設定できる。
sourceはどこをマウントするかのディレクトリ。マウントすることで、コンテナの中からも実際のマシンのファイルが見れるようになる。
docker-imageは自分のイメージ。例えばDocker Hubからダウンロードできるpytorch/pytorch:1.4-cuda10.1-cudnn7-runtimeなどがある。
上のコマンドを実行すると自分の新たな環境ができあがり、その中に入れる。
出たいときは
$ exit
を実行する。
もう一度使う場合は
$ docker exec -it my-docker /bin/bash
自分のコンテナを停止する場合は
$docker stop my-docker
もう一度起動する場合は
$docker restart my-docker