Independent JPEG Group のソフトウェアのインストールと利用

Independent JPEG Groupとは、JPEGを無料で提供している団体だ。

 

記事を書いている現在、最新のバージョンは9dとなっている。

 

ここからはソフトウェアのインストールについて解説する。

linux環境を想定する。

 

1. tar.gzファイルの取得

$ wget http://www.ijg.org/files/jpegsrc.v9d.tar.gz

$ tar -zxvf jpegsrc.v9d.tar.gz

 

2. ファイルの確認

$ cd jpeg-9d/

install.txtにインストール方法が記述されていて、

usage.txtに利用方法が記述されている。

 

3. install.txtに沿って作業を進める

$ ./configure

$ make

$ make test

 

これでインストールは完了!

使い方は

cjpeg [switches] imagefile >jpegfile

 

switches

-quality N: jpegfileの圧縮率を制御できる。デフォルトは75で50-95の範囲が推奨されている。数字が大きいほどクオリティがよくなり、ファイルサイズも大きくなる。

 

その他はusage.txtから確認可能。

 

imagefile

拡張子はPPM, PGM, BMP, GIF, Targa, RLEがサポートされている。

(PNGがサポートされていないのは残念)

 

jpegfile

aaa.jpgと指定できる。

 

例えば

$ cjpeg -quality 75 aaa.bmp >bbb.jpg

 

このようにして利用できる!